近頃は、電車の中でスマートフォンを操作している人が以前より増えたなと感じます。いったいどの程度普及しているのでしょうか。
Googleは、2012年5月16日にスマートフォンに関する動向調査を発表しています。
世界のスマートフォン利用に関する大規模調査 2012 年の調査結果を発表
日本については、スマートフォン普及率が昨年の6%から約3倍の20%に増加したことで、スマートフォンの急激な普及の様子がうかがえると言っています。
調査手法
・Google の依頼により独立した第三者調査会社の Ipsos MediaCT と TNS Infratest が実施
・フェーズ 1 は 2011 年 3 月~7 月、フェーズ 2 は 2012 年 1 月~3 月に実施
・フェーズ 1 のサンプル数は日本で 2,000、フェーズ 2 のサンプル数は、1,000
・オンライン アンケートによる収集
調査結果を以下で動的にグラフ化して比較できます。
●OUR MOBILE PLANET
ここで、以下の項目を設定して、年代別(図1)と男女別(図2)で普及率の推移をみてみました。
国:日本
カテゴリ:スマートフォンの詳細と利用状況>普及率
年:2011年~2012年
年齢:
性別:
30才~49才までの普及率が昨年よりも急激に増えています。また、女性より男性の方が高いことが伺えます。
詳細なデータ「モバイルユーザーの実態」(PDFによるダウンロード可)によると、
現在スマートフォンを利用しているユーザー層の年収は、600~800万が15%で一番多いようです。
今年の春から夏にかけて各携帯会社が一斉に新しいサービスを提供したり、料金の減額プランを打ち出しました。直近の全体の調査結果はまだでていませんが、ドコモの2012年8月20日の報道資料でXi(クロッシィ)の契約数が500万突破の推移グラフ(図3)を見ると28日間で100万増の驚異的な伸び率です。
今後、料金設定がもっと下がると、一挙にサービス利用が進むと思われます。
図1 年代別の推移