2012年08月06日(月)

Webメールって何が便利なの?

前回のトレンドを知る方法-1.検索用語から分析
ここ数年「スマートフォン」と「クラウドメール(Webメール)」関係の言葉が検索クエリとして急激に増加している旨を書きましたが、最新情報で「Microsoftは7月31日(米国時間)、Webメールサービス「Outlook.com」のプレビュー版の提供を開始した。」というニュースがあります。
どうやら、SNS連携機能を強化したものになるようですが、機会があれば試用してみたいと思います。
 

ところで、みなさんは、メールアドレスをいくつ持っていますか?

私は、今回改めて数えてみると使用していないメールアドレスも含めて何と7個もありました。
普通は、3個から5個くらいでしょうか。
 

これらのメールアドレスの中には、Webメールアドレスも含まれていますが
一般的にいう電子メールとWebメールとは何が違うのでしょうか
 

会社の場合は、セキュリティの問題から内部のWebメールサービスを利用されていると思いますが、ここでは、外部サービスのWebメールについて初心者向けにメリットと注意点を説明します。
 

一般的な電子メールは、契約プロバイダーでアカウント管理されていて、ユーザーは、契約容量を考慮してメーラー設定でメールを残す期間を指定します。その期間以降は自分のPC上にしかデータは残りません。また、複数のPCで使用した場合は、保存期間以降は、別のPCのローカルのメーラー上で開いたデータはそのPC上にしか存在しません。

その点、Webメールは、Webブラウザーさえあればどこでも閲覧・送受信ができます。サービス容量まではサーバー上にデータを残せるので移動先でも複数のPCでデータが同期されローカルにデータを残すことなく利用できます。
 

代表的な外部のWebメールサービスには
Gmail           (Googleが提供)
Yahoo!メール     (Yahooが提供)
Windows Live Hotmail(マイクロソフトが提供)
の3つが挙げられると思いますが、
 

これらは、色々なWebサービスを利用する際に、都度、新たにユーザー登録しなくても同じアカウントでログインできるという利点があるので1つは持っていると何かと便利です。
また、Webブラウザー上での読み込みが手間に感じる場合は、ローカル(手元のPC上)のメーラーにて展開して使用できます。
 

特に複数のアドレスを持っている人は、Gmailが便利です。複数のメールアドレスをすべてそのままGmailに一元化できます。
複数のPCで利用する際にも同期します。スマートフォンでもアンドロイド端末では、標準でGmail用のアプリが入っているので、すぐにサービスを利用できます。
 

ただし、Webメールはフリーサービスが多いのですが、無料サービスについては、注意が必要です。
サーバ障害によってデータが壊れたり、消失してしまったりする可能性がありますが、これらは一般的に免責事項となっています。Gmailの障害連絡は、Appsステータスダッシュボードに表示されるだけです。
 

とはいっても、どんなサービスも100%保障ということはないので、重要なデータは別途バックアップを取ったり、紙で保存することで、用途によって使い分けるとWebメールは便利なサービスです。
 

Gmailのフリー版は、2012年8月現在10GBまで利用できます。99.9%稼働率保証がある有料のビジネス版もあります。

2012/08/06 13:03 | Webメール

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