インターネットを利用する際のセキュリティ対策の1つとして、ウィルス対策ソフトを導入することは必須ですが、自宅でネットサーフィンをする程度なら無料のウィルス対策ソフトでも機能は十分です。
■アスキー総合研究所「ウイルス対策ソフト満足度調査(2012年2月実施)」PDF によると
●無料ウィルス対策ソフト 満足度トップ3
1位 『AVG Anti-Virus Free Edition』 81.6
2位 『アバスト! 無料アンチウイルス』 79.2
3位 『Microsoft Security Essentials』 74.1 (利用ユーザー数はトップ)
無料ソフトは機能が少ない分、動作が軽い点が評価され、有料ソフトと比べても満足度が高いようです。
特に3位は、Microsoftが無料で提供しているソフトですが、
インストールに抵抗がある初心者にとって、Microsoftのブランド名があることと、サポートをメールで受けられる点で導入しやすいのではないでしょうか。
●Microsoft Security Essentials
・リアルタイムでウイルス、スパイウェア、およびその他の有害なソフトウェアから保護
・バックグラウンドで静かに効率的に動作(動作が軽い)
・広告無し
・1日に1回の自動更新
※インストールするには、正規のWindowsOSの利用が前提
※PCが10台までの小規模ビジネスに適切。PCが10台を超える場合は、Microsoft System Center 2012 Endpoint
Protection (英語) の導入を推奨
コンピューターを保護するためには、ファイアウォールとウイルス対策やマルウェア対策プログラムの両方が必要です。
Microsoft Security Essentialsには、ウィルスやマルウェアの検出しかできずファイアウォール機能はありませんがWindowsファイアウォールを導入することで対応が可能です。
機能面では、最低限となるため、海外サイトを閲覧したりソフトをダウンロードしたりとヘビーな使い方をする場合は、より最適なウィルスソフトの選定が必要です。